3度目の結婚5
ずっと仲間からも『おまえは鬱にならないな』と言われ続け、今までストレスって
どんなものなのだろと思い続けてきた。きっとストレスは過去にもあったのだと思うが
その辺りの感覚が鈍感で、あまり感じた事が無かった。
ただ、毎日深夜まで結婚を白紙にしろ、叔母との縁を切れ、あやまっても、あやまっても
誠意が感じられない、言葉に詰まると言う事はないのか?
苦痛で苦痛で仕方なかった。
俺はいつまで年賀状の件を言われ続けるのか?そしてその先には幸せはあるのか?
あるのならば、今は耐えよう。みんなそうなんだ。みんなそうして我慢し、その先にある
幸せを掴んでいるんだ。それが一番良い事だと思っていた。そう言い聞かせる事にした。
いつものルーティーンで数時間怒鳴られ、やっと電話が切れ、
住んでいたマンション38階からみる景色。小さい光が灯る家を眺めながら
あそこには幸せがあるんだ、と思いながら酒をかっ食らう、とりあえず今日も耐えた。
耐えた事を忘れたい。酔い潰れれば何も考える事もない。そんな事思いながら
フラフラになるまで酒を食う。ただそんな生活はいつまでも続かない。
なぜなら、嫁が駐在先に引っ越す為に準備していたエアチケット、渡航する日が
日を追うたびに近づいてくる。でもこんな関係で本当に来るのだろうか?
不安は増すばかりの日々であった。。。
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